名鉄乗り回し旅2003 (part4)




 15時19分、河和行きの特急が来ました。1000系のパノラマスーパーです。これで何度目の指定券…。考えると、今日3回目の1000系の指定席です。
30分に一本の割合でしか特急が運行していないせいか、席はほとんど埋まっていました。
これで、知多新線内海へ行く分岐駅の富貴駅まで向かいます。所要は30分ほどです。
 これが、乗り継ぎ指定券です。筆者は、豊橋から富貴までの指定券を買いました。直通のない特急列車に乗るときは、ありがたいですね。値段は、500円です。普通に購入するより、200円だけ安いです。
 15時49分、富貴駅に到着しました。
下車する人のほとんどは、乗換えではなく、降りていきました。集客力は、内海より河和の方が多いのでしょうか?
この駅から、内海行きの普通に乗ることにします。
 複線になっているほうは、河和線。単線で右方へカーブしているのが、内海を目指す知多新線です。
15時54分、内海行きの普通が着ました。来た列車は、転換クロスシート車でした。またまたラッキーです。
海側の席を取ることにします。
 富貴駅から、次の上野間駅までは、かなり距離があります。名鉄の路線で一番長い駅間ではないかと思います。途中には、信号所があり、行き違いが可能なようになっております。上野間駅を過ぎれば、海が見え始めます。
知多新線は、新線ですが、あまりスピードが出ないようです。また、高架駅になっているのも新線の感じがしていますね。
 特徴としては、トンネルが多いことです。名鉄の路線で、トンネルがあるのは、この知多新線と地下鉄と直通運転する豊田新線くらいなものでしょうか?
 トンネルが多いですが、距離的には短いです。またトンネル内は、複線用の広いトンネルとなっておりました。
 16時10分、内海駅に到着しました。太陽もだいぶ傾いてきました。
まだ特急の時間まで時間があるので、駅前散策に行きます。
 こちらは、高架下から撮った画像です。ここから先は、線路が出来ておらず、先へは進めません。
 駅前のロータリーには、イルカの像がありました。イルカといえば、近くにある南知多ビーチランドが有名ですが、内海駅近辺に何かあるのでしょうか?
 内海駅のホームに戻りました。特急券を買って、ホームに来たのです。
駅名版を撮りました。これを見れば、豊橋駅との違いが分かりますね。これが名鉄で使われている駅名版です。
あと、見にくいのですが、車両の行き先名は、普通の新岐阜と書いてあります。あれに乗れば、時間がかかっても、清洲へ一本で帰れますね。
 先ほど、高架下のところを撮影しましたが、これが上の部分です。このようになっております。
前方は、山があり、行く手を阻んでおります。
知多新線は、昭和53年に完成しました。わたくしの考えでは、このまま知多半島の先端の師崎を経由して河和を結ぶ、環状線みたいに完成してくれたら、良かったのに…と思っております。
 そう考えていると、特急の新鵜沼行きが到着しました。これで、特急は最後の乗車となります。
さすがに、乗客は少なくて閑散としておりました。
 観覧車やジェットコースターが見えると思いますが、これは、南知多ビーチランドです。
近頃、全く行っておりません。やはり小さな子供がいないと行き難いところですね。

 これで、海ともお別れです。今度、この路線を使うのはいつになるのでしょうか?
そのまえに、いつ名鉄特急に乗れるのでしょうか?と行った方が良いかもしれません。




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